米KKRの7-9月期:6億5660万ドルの黒字-買収案件が回復

プライベートエクイティ(未公 開株、PE)投資会社の米KKRが19日発表した2009年7-9月(第 3四半期)決算は、一部項目を除いた実質損益が6億5660万ドルの黒 字を確保した。株式や債券相場が上昇に転じたのに伴い、企業買収が 再び活発化したことが背景にある。前年同期は4億6560万ドルの赤字 だった。

KKRは10月1日、同社傘下の欧州の株式公開ファンド「KKR プライベート・エクイティ・インベスターズ」との経営統合を完了。 アムステルダム証券取引所に株式を上場した。

世界的な信用危機の影響で2年間にわたり低迷していたPE投資 会社の買収契約が活発化しつつある。KKRは過去半年で2件の買収 を発表。所有していたシンガポールの半導体メーカー、アバゴ・テク ノロジーズや米小売業ダラー・ゼネラルなどの株式上場も完了した。

KKRは上場先を来年、アムステルダム証取からニューヨーク証 取に移す計画を検討している。世界最大のPE投資会社、米ブラック ストーン・グループは07年6月、ニューヨーク証取に株式を上場した。 現在の株価は新規株式公開(IPO)価格(1株当たり31ドル)の約 半分にとどまっている。

KKRの株価は、欧州ファンドとの経営統合を完了する計画を発 表した6月以降これまでに50%余り上昇した。19日の終値は2.2%安 の8.80ドル。

-- Editors: Josh Friedman, Christian Baumgaertel.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Jason Kelly in New York at +1-212-617-2397 or jkelly14@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christian Baumgaertel at +1-617-210-4624 or cbaumgaertel@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE