米航空10社が幹部に多額の報酬、年金基金不足のなかで-政府監査院

米ユナイテッド航空の親会社UA LやUSエアウェイズ・グループを含む航空10社は、積み立て不足が 生じていた従業員向け年金プランを政府が引き継ぐ前の5年間に、幹 部に対して総額3億5000万ドル(約310億円)の報酬を支払っていた。 米議会の行政監視機関、政府監査院(GAO)が19日公表した報告で 明らかとなった。

同報告によれば、ある航空会社は年金基金に9億7900万ドルの積 み立て不足が生じていたにもかかわらず、経営トップ3人に5550万ド ルの報酬を支払っていた。また別の航空会社は、2回目の破産法適用 による会社更生手続きを申請する一方で、経営幹部4人に総額1億 2040万ドルを払っていた。報告に記された年金基金の規定や株式関連 報酬、賃金水準から、これらの航空会社はUALとUSエアウェイズ とみられる。

2002年から05年に引き継がれた年金について調査した同報告は、 一部の航空会社が幹部への昇給や株式報酬、残留特別手当などを賄う ために退職者の年金支給額を最大3分の1に削減したとも指摘した。

-- Editors: Romaine Bostick, Larry Liebert

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Holly Rosenkrantz in Washington at +1-202-624-1822 or hrosenkrantz@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Larry Liebert at +1-202-624-1936 or lliebert@bloomberg.net

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