仏ビベンディCFO:NBC株売却は今年見送りも-取引の複雑化で

フランスのメディア大手ビベン ディのフィリップ・カプロン最高財務責任者(CFO)は、同社が売 却意向を示すNBCユニバーサル株20%について、「複雑な」取引と なる可能性を勘案しつつ今後3週間以内に結論を出す必要があるとの 認識を示した。

ビベンディの決定は、残るNBCユニバーサル株80%を保有する 米複合企業ゼネラル・エレックトリック(GE)が米ケーブルテレビ (CATV)運営最大手コムキャストと進める合弁事業設立計画の鍵 を握る。コムキャストとNBCユニバーサルの資産を合わせる同合弁 事業の過半数株式はコムキャストが握る予定。ビベンディは、NBC の資産を連結させた2004年の合意条件を受け、16年まで毎年11月 15日から12月10日の間にNBC株の売却を選択できる。

ビベンディのジャンベルナール・レビ最高経営責任者(CEO) はNBCユニバーサルへの出資を「非中核的」と位置付けており、新 興市場で事業を拡大したい意向を明らかにしてきた。カプロンCFO は19日、GEとコムキャストの取引で事態が複雑化しており、ビベ ンディが今年はNBC株の売却を見送る可能性があると言明した。

同CFOはバルセロナで開催された米モルガン・スタンレーの会 議でコムキャストが関わってくる「NBCユニバーサルの株式保有継 続にビベンディは関心がないため、売却はあり得る」と述べる一方、 「今年は状況がやや複雑になっている。無理な行動も迫られていない ため、単に『ノー』と言うこともあり得る」と語った。

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