加中銀総裁:中国などの為替変動制限、世界景気回復を阻害も

カナダ銀行(中央銀行)のカー ニー総裁は、中国や他の主要国が自国通貨の動きを制限し続ければ、 世界的な景気回復が妨げられる恐れがあるとの認識を明らかにした。

19日夜にニューヨークで行う講演のテキストによれば、カーニー 総裁は、ドル・ペッグ(連動)制を採用している国・地域は米連邦準 備制度理事会(FRB)の金融政策も「輸入」してしまうリスクがあ り、それが新たな「緊張」を生み出しかねないと説明した。講演内容 は、カナダ経済に関する中銀の評価や見通しは変更するものではなか った。

カーニー総裁は「緊張の高まりが貿易と金融の両面で保護主義を 助長する可能性がある」と警告。「世界経済へのマイナスの影響は相 当なものとなるだろう」と付け加えた。

中国は2008年7月以降、人民元相場を1ドル=6.83元前後に維 持しており、元高阻止を狙ったドル買いによって、外貨準備は今年7 -9月(第3四半期)に2兆3000億ドルまで膨らんだ。

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