【個別銘柄】半導体、ソニー、三菱ケミ、ランド、住友不販、アルパイ

材料銘柄の終値は以下の通り。

輸出関連株:トヨタ自動車(7203)が前日比1.4%安の3440円、 ファナック(6954)が1.2%安の7440円など。19日のニューヨーク外 国為替市場で円は対ドルで88円64銭まで買われ、10月9日(88円36 銭)以来の円高水準を付けた。対ユーロでも131円76銭と11月3日以 来の円高値。米低金利の長期化観測が根強く、輸出企業にとっては採算 悪化で来期の企業収益に対する不透明感が高まりやすい。

半導体関連株:東京エレクトロン(8035)が3%安の4860円、ア ドバンテスト(6857)が2.9%安の2030円など。米メリルリンチは19 日、半導体の供給増加を理由に世界の半導体産業の見通しを「ポジティ ブ」から「ネガティブ」に引き下げた。これを受け、米半導体主要企業 18銘柄からなるフィラデルフィア半導体株指数は19日に3.4%安と、 今月最大の下落率を記録。日本市場でもこの流れを引き継いだ。

ソニー(6758):2.4%安の2410円。2012年度(13年3月期)ま でに経営の効率性を示す株主資本利益率(ROE)10%の達成を掲げた 新中期経営計画を発表した。達成時期は従来計画より2年先送りとなっ た。08年度は3.08%。

三菱レイヨン(3404):4.8%高の368円。三菱ケミカルホールデ ィングス(4188)が19日、同社を買収することで合意したと発表。株 式公開買い付け(TOB)などで完全子会社化を目指す。三菱レ株はT OB価格(380円)にさや寄せする格好で買いを集め、前日はストップ 高(制限値幅いっぱいの上昇)だった。バークレイズ・キャピタル証券 は19日付で、投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエー ト」に上げた。野村証券とUBS証券が「中立」から「買い」に上げた 三菱ケミ株は9.2%高の321円と急反発。

ランド(8918):35%高の42円と急反発し、東証1部の上昇率1 位。有利子負債の圧縮が進んだほか、足元の運転資金も安定していると して、今後は堅調なマンション分譲事業とシニア住宅事業に特化し、新 規案件の取得に積極的に取り組むと19日発表した。

日機装(6376):15%高の503円と急反発し、東証1部の上昇率4 位。日本証券金融が19日、同社株の制度信用取引による新規売りを20 日約定分から停止すると発表した。新たな売りが出にくくなったとみら れ、買いを集めた。

フェローテック(6890):9.1%高の840円。太陽電池向けシリコ ン結晶製造装置を中国企業2社から90台受注したと19日に発表した。 収益寄与を期待した買いが膨らんだ。

メガネトップ(7541):2.3%安の1037円。販売巻き返しを図り、 主力業態「眼鏡市場」のレンズ・フレーム込みセット商品の販売価格を 20日から期間限定で1万5750円に引き下げた。従来から16%の値下げ となるため、収益性の低下などが懸念された。

昭和電工(4004):3.4%高の152円と反発。ハイブリッド自動車 や電気自動車などに搭載するリチウムイオン電池向け電解液事業に参入 すると発表した。先端電池向け素材分野で、2020年には売上高600億 円を目指すという。

IHI(7013):2.8%高の148円。子会社のIHI運搬機械が台 湾企業から、荷役機械の一種で岸壁に設置し、ばら積み貨物船から鉄鉱 石や石炭などをチェーンでつながった複数のバケットで連続して陸揚げ するバケットエレベータ式連続アンローダを2基、受注した。

オハラ(5218):2.4%安の1239円。前期(09年10月期)の連結 最終赤字は18億5000万円と、従来予想の9億7000万円から拡大する 見通しとなった。光学ガラス製品での販売単価下落や減価償却費の増加 が重しとなったほか、子会社での損失計上も響いた。

九九プラス(3338):ストップ高となる1万円(12%)高の9万 6000円。ローソン(2651)が連結子会社の同社を株式交換により完全 子会社化する。10年3月1日付で、九九プラス1株につきローソン

32.5株を割り当てる。2社の前日終値で算出すると、九九プラス株は 13万円超に評価された形になり、この価格にさや寄せ。九九プラス株 は来年2月24日付で、ジャスダック市場を上場廃止予定。

毎日コムネット(8908):6.5%安の304円と大幅続落。今期(09 年11月期)の連結純利益は前期比76%減の1億5500万円になる見通 しと発表。従来予想は3億4500万円だった。人材ソリューション部門 の苦戦、開発部門が行う販売用不動産の売却が第4四半期に滞り、スポ ーツ施設の減損損失処理なども響く。

明星工業(1976):3.4%高の182円。発行済み総数比1.5%に相当 する100万株を上限に自社株取得を実施すると発表。取得期間は11月 20日から来年2月18日までで、上限金額は2億5000万円。

養命酒製造(2540):3.6%高の859円。200万株(発行済株式数 の6.3%)、16億9400万円を上限に自社株買いを実施すると発表。取 得期間は11月20日から10年2月28日まで。なお19日終値の829円 で、20日午前に東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT- 3)で150万株を取得した。

エフオーアイ(6253):東証マザーズ市場に新規株式公開(IP O)し、公開価格を9.4%下回る770円の初値を付けた。終値は676円 とさらに下げた。同社は半導体製造装置の製品開発を手掛ける。新興3 市場の下げが目立つ中、今年最大の資金吸収額(77億円)が需給面で 重しになった。

住友不動産販売(8870):10%高の3240円。三菱UFJ証券が19 日付で、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1(強いアウト パフォーム)」に、目標株価を5000円から5300円に引き上げた。

グリー(3632):7.4%高の4360円。バークレイズ・キャピタル証 券は、ソーシャルゲームの市場が拡大しそうだとして、同関連株に対す るスタンスを強気に変更した。グリーの投資判断を「イコールウエー ト」から「オーバーウエート」に引き上げた。

アルパイン(6816):7.1%高の887円。メリルリンチ日本証券は 19日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1030円か ら1100円に引き上げた。

ゲオ(2681):4.9%高の9万3900円。コスト削減効果により今期 (10年3月期)の利益が会社計画を上回りそうとして、三菱UFJ証 券では19日付で、投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1 (強いアウトパフォーム)」に、目標株価を11万円から12万9000円 に引き上げた。

日清紡ホールディングス(3105):2.3%高の765円。11年3月期 業績の大幅回復の確度が高まったとして、野村証券は投資判断を「2 (中立)」から「1(買い)」へ引き上げた。

大気社(1979):3.2%高の1238円。三菱UFJ証券が19日付で 投資判断を「3(市場平均並み)」から「2(アウトパフォーム)」に 引き上げた。

ソネット・エムスリー(2413):4.2%高の28万9000円。みずほ 証券は19日付で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引 き上げた。

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