中国の大手上場銀行、計3兆9000億円の調達必要の可能性-BNP

仏銀BNPパリバによると、中国 の大手上場銀行11行は、融資の伸びに見合う資本を確保するため、株 式や債券の発行により約3000億元(約3兆9000億円)の調達が必要 になる可能性がある。

BNPは、アナリストのドリス・チェン氏らがまとめた20日付の 顧客向けリポートで、11行が自己資本比率を12%に保つためには、最 大3680億元の資金が必要になると指摘した。時価総額で中国3位の中 国銀行は1370億元が必要という。

中国政府は今年、金融・財政を通じた景気刺激措置を講じるとと もに、計1兆3000億米ドル(約115兆円)規模に達した与信ブームを 後押し。7-9月期の経済成長率は1年ぶりの高水準を記録した。

中国初の民間銀行、中国民生銀行は19日、資金不足を補うため、 香港での新規株式公開(IPO)で301億香港ドル(約3450億円)を 調達した。招商銀行は年末までに増資を実施する方針だ。

リポートは「2009-10年には与信やバランスシートの速い伸びが 見込まれており、銀行は監督当局が強化した自己資本比率の基準を満 たすため、新たな資本調達が必要になる公算が大きい」と指摘した。

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