カナダ・ドル:3日続落、株式や原油相場の下落で-国債相場上昇

19日の外国為替市場で、 カナダ・ドルは米ドルに対して3日続落。米ドルの上昇を受けて株式 や原油など高利回り資産が値下がりし、経済成長との連動性が高い通 貨の投資妙味が低下したのが背景。

カナダ・ドルの今週の騰落率は今月初めてマイナスになる見込 み。13日以降これまでに1.2%下落している。米ドルはこの日、ブ ルームバーグが集計している主要16通貨のうち円を除く15通貨に 対して上昇。投資家の間には、過去8カ月で68%上昇した世界的な 株高の持続性を見極めたいとのムードが広がっている。

オンライン為替取引オアンダの通貨アナリスト、ディーン・ポ ップルウェル氏(トロント在勤)は「リスク回避の取引が今後もしば らく続くだろう」と指摘。「株式相場はかなり大幅な動きになった。 原油相場も80ドルを上回る水準を維持するのが非常に困難なよう だ」とし、カナダ・ドルは4セント幅のレンジ取引となっていると語 った。

トロント時間午後4時36分(日本時間20日午前6時36分)現 在、カナダ・ドルは前日比0.9%安の1米ドル=1.0639カナダ・ド ル(1カナダ・ドル=0.9399米ドル)。一時1.0689カナダ・ドル と、11月9日以来の安値に下落した。

カナダ国債相場は上昇。10年物国債(表面利率3.75%、2019 年6月償還)の利回りは、前日比3ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下の3.38%。価格は同22セント高の102.96カナダ・ ドルだった。2年債利回りは、同5bp低下の1.26%。

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