ブラジル株:続落、新たな課税への懸念や商品相場下落で-レアル安

19日のブラジル株式相場は続落。 新たな課税措置で外国人投資家が投資を見送り、同国経済への信頼感 が損なわれかねないとの懸念が強まった。

クレジット決済業界の競争が激化するとの見方から、カード会社 のレデカードは2%強下落。砂糖価格が過去2週間で最大の下げを記 録したのが嫌気され、精糖会社コザンSAインダストリア・コメルシ オが売られた。政府がDR(預託証券)の発行時に課税すると発表し たのを受け、金融株は2週間ぶり大幅安を演じた。

ブラジル財務省は18日の株式市場の取引終了後、同国企業による 海外市場でのDR発行への課税を開始すると発表した。企業が国内よ りも海外での株式発行に動くのを防止するのが狙い。同省で経済政策 を担当するネルソン・バルボザ氏はブラジリアで記者団に対し、19日 から企業や投資家によるDRの発行に1.5%の課税を始めると説明。 今回の措置により、10月19日に通貨高抑制を狙って導入した外国か らのブラジル債券・株式投資への2%の課税で生じたひずみが相殺さ れると述べた。

Mサフラで10億ドルの運用に携わるギリェルメ・フィゲイレド氏 は「新たな課税を導入するたびにひずみが生じるものだ。18日の措置 はこうしたひずみの修正を意味する」と指摘した。

ブラジル株の指標のボベスパ指数は前日比0.3%安の66327.28。 今週は1.5%高。通貨レアルは0.1%安の1ドル=1.7268レアル。20 日のブラジル株式市場は祝日のため休場。

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