欧州株:3日続落、月初来の大幅安-ダノンやエクストラータが安い

欧州株式相場は3日続落。この 日は月初来で最大の下げとなった。フランスの食品大手ダノングルー プによる売上高見通し引き下げが嫌気されたほか、金属価格の下落に 伴い鉱業株が値下がりした。

ダノンは6カ月ぶりの大幅安。同社は中期の売上高見通しを引き 下げた。消費支出に「大規模な」変化がみられることを理由に挙げた。 スイスの資源大手エクストラータと銀生産会社フレスニージョ(メキ シコ)も下落し、資源株を押し下げた。欧州最大の半導体製造装置メ ーカー、オランダのASMLホールディングと半導体設計の英ARM ホールディングスも安い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが 投資判断を引き下げたことが嫌気された。

ダウ欧州600指数は前日比1.7%安の245.52と、下落率は10 月30日以来の最大。同指数は3月9日に付けた年初来安値からは 55%上昇。株価収益率(PER)は52倍と03年以来の高水準付近 にとどまっている。

ベアリング・アセット・マネジメント(ロンドン)のマリオ・ バレンサイス最高投資責任者(CIO)は、「株式相場は過去6カ月 くらいかなり強引に値上がりした。今は値固めの時期だ」と指摘。 「株式相場は世界的に出来高が減少しており、短期的な天井が非常に 近いことを示唆している可能性がある」と述べた。

ブルームバーグのデータによると、ニューヨーク証券取引所の出 来高は今月、17日までの1日平均が11億8000万株と7月以来の低 水準となっている。

19日の西欧市場では、18カ国中アイスランドを除く17カ国の 主要株価指数が下落。ダウ・ユーロ50種指数は前日比1.7%安、ダ ウ・欧州50種指数は1.5%下げた。

ダノンが安い

ダノンは4.4%安。同社は前日遅く、買収や為替変動の影響を除 いたベースの年間の売上高が中期的には少なくとも5%増加するとの 見通しを示した。従来は8-10%の伸びを見込んでいた。

エクストラータは5.1%安。フレスニージョは5.3%値下がりし た。金と銀を含む貴金属相場が売り優勢となったことが背景。資源株 指数は3.5%下げ、ダウ欧州600指数を構成する19業種の下落率ト ップだった。銅やニッケルも売られた。

ASMLホールディングは6.1%安。ARMホールディングスは

6.9%下落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチはASMLの投 資判断を「買い」から「ニュートラル(中立)」に、ARMについて は「ニュートラル(中立)」から「アンダーパフォーム」にそれぞれ 引き下げた。

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