米当局の保証付きプライム住宅ローン、差し押さえが30年ぶり高比率

米連邦住宅局(FHA)が保証 するプライム(信用力の高い借り手向け)住宅ローンの住宅差し押さ え比率は、今年第3四半期に30年ぶりの水準に跳ね上がった。大恐慌 以来最悪の失業増が返済遅延の原因となっている。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が19日発表したところによる と、FHAが保証する住宅ローンのうち6件に1件の割合で返済が1 回分以上遅れており、差し押さえ比率は3.32%に達した。いずれも少 なくとも1979年以降で最高水準。

最もリスクが低いとされる固定金利型のプライムモーゲージの返 済遅延比率は5.8%。差し押さえ物件の比率は1.95%と、少なくとも 1972年以降での最悪となった。

2007年12月以降、米国では700万人以上の雇用が喪失。10月 の米失業率は1983年以来で最悪の10.2%に達した。大恐慌以来で最 悪の失業を背景に、ローン返済が困難になっている住宅所有者が増え ている。

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