OECD事務総長:増税で財政健全化の道筋を-藤井財務相と会談

藤井裕久財務相は19日夕、経済 協力開発機構(OECD)のグリア事務総長と同省内で会談した。グ リア事務総長は、中期の財政健全化の道筋を示すことが重要だと述べ、 将来の増税の必要性を指摘した。会談後、同省幹部が明らかにした。

グリア氏は、消費や資産への課税を増やし、所得、労働、配当に かかる課税を減らすことが世界のトレンドだと説明。これに対し、藤 井財務相はその通りだとしながらも、景気の見通しが不安定な中で直 ちに増税を実施することは困難との見解を示した。

また、藤井財務相は足元の景気動向について、今年7-9月期の 日本の実質GDP(国内総生産)は前期比1.2%増と良い数字が出た が、失業状況やボーナスなど雇用者所得の懸念があるので10-12月期 については楽観を許さないと警戒感を示したという。

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