【個別銘柄】三菱UFJ、三菱レ、日農薬、曙ブレ、三井化、UTH

材料銘柄の終値は以下の通り。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):前日比3.7%安の 466円。最大1兆円を調達する新株式の発行計画を財務省に登録した と18日に発表した。同時に米モルガン・スタンレーとの日本での証券 事業統合について、当初計画の全面統合を見送り、業務部門ごとなど の2社体制とする方針も決定。

三菱レイヨン(3404):80円(30%)高の351円と、ストップ高(制 限値幅いっぱいの上昇)。三菱ケミカルホールディングス(4188)が 19日、同社を買収することで合意したと発表。株式公開買い付け(T OB)などで完全子会社化を目指す。買収金額は最大約2174億円。

日本農薬(4997):9.3%安の500円と急落。国内の農薬販売が苦戦 するほか、円高で為替採算も厳しいことで、今期(2010年9月期)業 績は2期連続の減益になる見通しと18日に発表した。

曙ブレーキ工業(7238):13%高の547円。同社は18日、増資によ る資金調達額が最大126億円に減少する見通しだと発表。9日に発表 した際は182億円としていた。これにより、1株価値の希薄化や株式 需給の悪化に対する過度な懸念が和らいだ。

自動車関連:ホンダ(7267)が3.5%安の2740円。日産自動車 (7201) やトヨタ自動車(7203)も下落した。TOPIX輸送用機器指数は

2.3%安の1522.82ポイントと、33業種中で下落率4位。日産自の志 賀俊之・最高執行責任者(COO)は19日、新車発表会の席上、来年 3月末で期限切れとなるエコカー購入補助制度をめぐり、来年4月以 降に自動車需要の「相当の落ち込みが予想される」と述べた。

マスク関連:シキボウ(3109)は4.4%安の153円。ダイワボウ ホールディングス(3107)なども安い。国民生活センターが18日、高 機能性マクスについて、「本当に表示どおりの性能が得られているのか 疑問が持たれる」と指摘し、ウイルス遮断の効能に警戒感が広がった。 ただ、同センターによるテスト対象に上場企業の製品はなく、全体的 なイメージ悪化による連想売りに押されたようだ。

T&Dホールディングス(8795):3%安の2095円。東海東京調 査センターは18日付で、投資判断を「2(平均以上)」から「3(中 立)」に引き下げた。株式市場が若干下落したことが低パフォーマンス の原因と分析。10年4月1日に計画されている同業他社の第一生命の 上場まで半年を切り、需給悪化も懸念されるとしている。

大日本住友製薬(4506):3.2%高の911円。シティグループ証券 は18日付で、投資判断を「売り」から「ホールド」、目標株価を800 円 から890円にそれぞれ引き上げた。

NEC(6701):3.2%安の215円と6営業日続落。公募増資の発 行価格を1株215円に決定した。調達資金は最大1176億円(手取概算) となる。

三井化学(4183):7.1%安の223円と急落。クレディ・スイス証 券の澤砥正美アナリストは18日の投資家向けのメモで、このほど政府 が取りまとめた租税特別措置(租特)の見直しの対象に、石油化学製 品の原料である「ナフサ」の免税措置も加える方針と指摘。これまで は実質的に免税だったが、免税措置の見直しで企業側のコスト増にな るとみている。

アイフル(8515):14%高の108円。シティグループ証券は18日 付で投資判断を「売り」から「ホールド」に引き上げた。

沖電気工業(6703):2.8%高の73円。みずほ証券は18日付で、投 資判断を「中立」(前回は「アンダーパフォーム」)、目標株価を80円 (同75円)にそれぞれ引き上げた。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)は3.1%安の316円。JFEホール ディングス(5411)や住友金属工業(5405)も下落。日本鉄鋼連盟は 19 日、10月の粗鋼生産量が前年同月比12.9%減の879万トンになっ たと発表した。13カ月連続の前年割れとなった。

長谷工コーポレーション(1808):6%安の63円。三菱UFJ証 券は18日付で、目標株価を120円から100円に引き下げた。投資判断 は「アウトパフォーム」を据え置いた。

UTホールディングス(2146):2000円(11%)高の2万220円 とストップ高で比例配分。いちよし経済研究所は18日付で、投資判断 「買い」を継続。担当の溝口陽子アナリストは投資家向けのメモで、 「アウトソーシング事業の収益改善がフルに反映される体制となる」 との見方を示している。

オークワ(8217):3.1%安の801円と13営業日続落。一時は800 円まで値を下げ、52週安値を更新した。個人消費の落ち込みで売上高 の減少懸念が強まっている。同社が開示している10年2月期の連結純 利益予想は前期比51%減の21億円。

建設株:清水建設(1803)は2.5%安の310円。大成建設(1801) や大林組(1802)、鹿島(1812)も下落し、いずれも52週安値を更新 した。新しく誕生した民主党政権は公共工事の抑制に意欲的で、ゼネ コンの収益悪化への懸念が高まっている。

ユニカフェ(2597):3営業日ぶりに売買が成立し、16日の終値 に比べると300円(34%)安の575円。なお13万株超の売り注文を残 す。前日まで2営業日連続でストップ安売り気配だった。同社は13 日、UCC上島珈琲との資本・業務提携を発表。UCCはユニカフェ の発行する普通株式700万株を1株430円で引き受ける。09年9月決 算が減収・最終減益となっていた中で、現状株価が割高とみた売りが 続く。

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