ベトナム、4年ぶりの起債でエネルギープロジェクトの資金調達へ

ベトナムのフン第1副首相は、 エネルギー関連プロジェクトの資金調達で同国が10億ドル(約890 億円)の債券を発行する計画であることを明らかにした。ベトナム の起債は2005年に債券を初めて発行して以来となる。

市場環境に回復の兆しが見え始める中、ベトナム政府は2年間 延期していた債券発行に向けて、準備を進めている。フン副首相 (63)は18日、首都ハノイでのインタビューで、「われわれは10 億ドルを目指しているが、起債額は具体的なプロジェクトに基づい て決定されるだろう」と述べた。

ベトナム政府は20年間にわたる「ドイモイ(刷新)」政策の一 環として、道路や発電所を建設するための資金を調達している。 2050年までにベトナムの人口は40%増の1億2000万人に拡大す ると見られている。フン副首相は11年以降の年間経済成長率が最 大8%に加速する可能性があるとの見通しを示した。

バハマを本拠とするヘッジファンド、レインボー・アドバイザ リー・サービシズの所有者であるピエール・ナイム氏は「ベトナム のような発行体が市場にやってくるのに適した時期だ。ベトナムは 必ずしもアジアで最も質の高い発行体の一つと見られているわけで はないが、投資家は利回りを求めている」と語った。同社は主に新 興市場国の債券への投資で約8000万ドルを運用している。

ベトナムは05年10月に10年債の発行で7億5000万ドルを 調達。その資金を国営のベトナム造船産業公社(ビナシン)に融資 した。

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