シカゴ大豆:来年3月までに20%上昇か、中国の需要で-米団体

米国大豆輸出協会は、大豆価格が 来年3月までに20%上昇する可能性があるとみている。世界最大の輸 入国である中国の経済成長に伴い飼料や食用油向け需要が拡大するた めとしている。

米国大豆輸出協会の財務担当役員、ダニー・マーフィー氏は、米 国に次ぐ輸出国であるブラジルとアルゼンチンから新規供給が始まる 前にシカゴの大豆相場は6月5日に付けた9カ月ぶりの高値である1 ブッシェル当たり12.3650ドルを上回るとの見通しを示した。

中国による輸入が過去最高水準に達するとみられるため、大豆相 場は今月18日、3カ月ぶりの高値を付け、年初来では4.6%上昇して いる。米コンサルティング会社ハイクエスト・パートナーズ(ミズー リ州)によると、食肉消費の拡大で飼料需要が増加するため、中国の 大豆需要は向こう10年間に27%拡大する可能性がある。

マーフィー氏は18日、東京でのインタビューで、中国の需要は今 穀物年度に「大幅に増加する」と予想。中国の大豆市場は「経済成長 に伴い、現時点の3倍か4倍に拡大する可能性がある」との見方を示 した。

同協会のミゲール・エスコバール最高経営責任者(CEO)はイ ンタビューで、9月1日以降、米国産大豆約500万トンが中国向けに 出荷され、さらに1000万トンを出荷予定であることを明らかにした。 同CEOによると、2008-09穀物年度(08年9月-09年8月)には 米国産大豆1900万トンが中国向けに売却された。

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