英中銀とFRBの違い、MPC議事録で鮮明に-スタンダード・バンク

英銀スタンダード・バンクの10 カ国・地域(G10)調査担当責任者、スティーブン・バロウ氏は18 日、イングランド銀行(英中銀)が同日公表した今月の金融政策委員 会(MPC)の議事録で、資産買い取りプログラムに関する意見が3 つに分かれたことや中銀預金金利の引き下げを協議したことが明らか になったのを受けて次のようにコメントした。電話インタビューに答 えた。

◎英ポンドについて:

「ポンドにとってプラスだったのは、キング総裁が資産買い取り プログラムの拡張を支持しなかったことだ。これにより量的緩和終了 への期待は維持されよう」

「もちろんその一方で、中銀預金金利引き下げの議論は続いてお り、ポンドの若干の下押し圧力になっている」

「この議事録がポンドをはっきりとした方向感のある動きに導く ことはないと思う」

◎中銀預金金利の変更の可能性について:

市場は「預金金利の引き下げを警戒することになる。これが次回 のMPCまでポンドをめぐる若干の懸念要因になる可能性は高い。そ の理由は、次回の四半期インフレ報告の公表前に政策方針が変更され た場合、さらなる緩和傾向が強まることが明白なためだ」

◎イングランド銀と米連邦準備制度理事会(FRB)について:

中銀預金金利の引き上げに関する議事録の記述は、イングランド 銀が「さらなる緩和に取り組むことを示す兆候だ。その方向はある意 味でFRBと正反対だろう。FRBは将来のある時点で準備預金金利 を引き上げることが流動性吸収のための有効な措置だとみている。一 方でイングランド銀は、銀行融資を促がすため、金利引き下げを検討 しているようだ」

-- Editor: Colin Keatinge

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Beth Mellor in London at +44-20-7073-3141 or bmellor@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Daniel Tilles at +44-20-7673-2649 or dtilles@bloomberg.net

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