テルモ株が52週高値、新型ステントの成長性評価-野村証は強気継続

医療用機器大手のテルモ株が4営 業日続伸。前日比2.2%高の5160円と、52週高値を更新した。同社が 手掛ける新型ステント「Nobori」の安全性データが良好なことから、同 製品の将来性を評価する向きが増えているようだ。

野村証券は17日付で、テルモとバイオセンサーズ(シンガポール 市場上場)の投資家リポート(英語版)を発行。ジット・スーン・リム 氏と甲谷宗也氏は連名で「テルモはバイオセンサーの技術をNoboriに 応用することで、日本のステント市場における同社の優位性をより強固 なものにしよう」と指摘、両社の提携はまさに「win-win(双方にメリ ットのある理想的な組み合わせ)」と評価した。

テルモとバイオセンサーズは2003年10月に、狭心症や心筋梗塞な どの虚血系心疾患領域で製品開発やマーケティングを協業するライセン ス契約を締結、抗がん剤などを塗布した薬剤溶出冠動脈ステントの開発 などで協力してきた。野村証によると、Noboriの臨床試験データは効 果と安全性の双方で良好だという。

同証券によるテルモの目標株価は5400円、投資判断は「買い」。 アナリストらはまた、テルモがバイオセンサーズを買収する可能性もあ り得るとリポートで記述した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE