シンガポール:来年3-5%成長へ、今年の輸出予想引き上げ

シンガポール政府は19日、2010 年の同国経済について、1965年の独立以来最悪のリセッション(景気 後退)から脱却して拡大するとの見通しを明らかにした。地域経済回 復の証拠がまた一つ加わった形だ。

シンガポール通産省は発表資料で、10年の同国の国内総生産(G DP)伸び率が3-5%になるとの見通しを示した。09年については マイナス2.5%まで落ち込む可能性があると予想している。09年7- 9月(第3四半期)成長率(改定値)は前期比年率14.2%と、2四半 期連続のプラス成長となった。

フォーキャスト・シンガポールのエコノミスト、ビシュヌ・バラ サン氏は、「シンガポールの景気回復は、他の多くのアジア諸国・地域 同様にまだら模様となるだろう。現在の政策と行動が来年の混乱がど の程度になるかを決めると思われる」と述べた。

シンガポール政府はまた、09年の同国輸出見通しを前年比10- 11%減へと上方修正した。従来予想は最大12%の減少だった。また10 年の貿易については前年比7-9%増との予想を示した。今年は最大 22%減とみている。

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