食料サミットが閉幕:飢餓半減への取り組み強化を宣言-具体策欠如

ローマで開催されていた国連の 食料サミットが18日閉幕し、世界各国の政府は、飢餓人口を2015 年までに半減させるための取り組みを強化することを宣言した。

国連食糧農業機関(FAO)のディウフ事務局長はサミット閉幕 に当たり、「今回の宣言には数量的な目標や履行状況の判定を可能に する明確な期限も設定されていない」と指摘した。

今回の声明では、新たな財政拠出額は打ち出されておらず、5年 以内に飢餓人口を半減させる目標を達成するため、各国政府は「あら ゆる取り組みを強化する」方針としている。これは1996年の食料サ ミットで発表された目標と変わらない。FAOが昨年開催した前回の サミット以降、飢餓人口は1億4000万人増加し、10億人を超えてい る。昨年は食料価格が過去最高値に達し、110億ドルの支援が約束さ れた。

ディウフ事務局長はサミット開催前に各国政府に対し、慢性的な 飢餓をなくし、「食糧安全保障」を実現するため440億ドルを拠出 するよう呼び掛けていた。

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