ドル上昇の可能性は低い、利上げ観測拡大しなければ-コメルツ銀

ドイツのコメルツ銀行は18日、 投資家の間で、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を引き上 げるとの観測が広がらない限り、ドルが対ユーロで上昇する可能性は 低いとの見方を明らかにした。

アンチェ・プレフケ氏などコメルツ銀のアナリストらは顧客向け のリポートで、「米国の低金利のため、ドルがキャリー取引にとって 魅力的であり続ける公算が大きく、初期の利上げ観測がなければ、ユ ーロ・ドル相場の持続可能な反転の可能性は低いと考えている」と指 摘した。

コメルツ銀はまた、同日発表された10月の米住宅着工件数につい て、ドルの押し上げ要因となる見込みは薄いと説明。アナリストらは 「住宅指標が市場の底入れ以外のことを示唆するとは考えにくい。明 らかなポジティブサプライズ(好材料)だけがドルに若干の支援を与 えるだろう」と分析している。

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