米FHA保証融資が「次の危機」招く恐れ-トール・ブラザーズCEO

米高級住宅建設大手トール・ ブラザーズのロバート・トール会長兼最高経営責任者(CEO)は 18日、頭金の少ない住宅ローンを保証する米連邦住宅局(FHA) が融資に関する新たな危機を引き起こす可能性があるとの見方を示 した。

トールCEOはニューヨークでの会議で、「昨日のサブプライム は今日のFHAだ」と言明。「これが『列車事故』であることは確か だ。向こう数カ月内に旗があがり、われわれを助けてくれ、もっと 資金をくれとなるだろう」と述べた。FHAが保証する住宅ローン の頭金の最低比率は3.5%。

ドノバン米住宅都市開発長官は12日、FHAの保険支払い準 備率が0.53%と過去最低に落ち込んだことを明らかにした上で、 単一家族のローンの2割を保証するFHAを支えるための追加措置 が必要だと語った。

ただドノバン長官は、FHAの資本比率が過去最低となってい るものの、FHAが次のサブプライム危機だと主張する人は「全く 間違っている」と指摘。FHAが保証するローンの質は「実際極め て良い」と説明した。

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