米オフィス空室率、来年は20%に近づく公算-ジョーンズ・ラング

米国では雇用主が採用を先送り する中で、オフィス空室率が来年20%に近づく見通しだ。商業用不動 産仲介業者のジョーンズ・ラング・ラサールとグラッブ・アンド・エリ スが18日明らかにした。

ジョーンズ・ラング・ラサールは来年後半の空室率が19.5%に上 昇すると予測。グラッブ・アンド・エリスはピーク時に18.7%になる と見込んでいる。

ジョーンズ・ラング・ラサールはリポートで、「2010年を通じて 景気回復への道のりは引き続き平たんではないだろう」と予想。 「世界的に商業用不動産市場は10年に回復に転じる見通しだが、力強 く広範な成長は11年になるまで見込めない」と指摘した。

リセッション(景気後退)の間に失業率上昇の影響で職場の必要 なスペースが減少し、消費者が支出を減らす中、オフィスや商業スペ ース、集合住宅に対する需要が落ち込んだ。ジョーンズ・ラング・ラ サールによると、銀行の商業用不動産ローンはすべての分類で延滞率 が10年4-6月(第2四半期)までに10%を上回る可能性がある。

グラッブ・アンド・エリスのチーフエコノミスト、ロバート・バ ック氏は、オフィスは商業用不動産の分類の中で回復が最も遅くなる 見込みだと語った。

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