アルムニア欧州委員:景気後退脱却後、潜在成長率が低下へ

欧州連合(EU)の行政執行 機関である欧州委員会のアルムニア委員は18日、EUはリセッショ ン(景気後退)から脱却した後、潜在成長率の低下に直面している との見解を述べた。

アルムニア委員はブリュッセルでの行事に出席し、「過度に楽 観的になるべきではない」と述べ、「少なくともリセッション脱却 後の最初の数年間は潜在成長率が低下するだろう」と続けた。

世界各国の中央銀行が景気回復を目指し政策金利を引き下げ、 融資を活性化させるために公的資金を注入したことから、欧州経済 はリセッションから脱却しつつある。ユーロ圏経済は第3四半期 (7-9月)に0.4%のプラス成長を達成した。第2四半期は

0.2%のマイナス成長だった。

アルムニア委員は「景気は回復し、プラス領域へと近づきつ つある」と発言した上で、「景気刺激策を解除するべき時期はま だ来ていない」と語り、「融資の流れを回復させなくてはならない」 と指摘した。

欧州中央銀行(ECB)については「インフレ圧力を懸念 すべきではない」と述べた。

原題:Europe Faces Lower Growth Potential After Crisis,

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