グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市 場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は続落。中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会 の樊綱氏が、中国は不動産と商品市場のバブルに直面している新興市 場国の1つだと発言したことから売りが優勢になった。

香港の不動産開発業者、ハンルン・プロパティーズ(恒隆地産、 101 HK)は3%安。中国建設省傘下の不動産開発会社、中国海外発 展(688 HK)も2.1%下げた。英銀HSBCホールディングス(5 HK)は0.9%下落。同行のスティーブン・グリーン会長が、資本規 制の強化は融資の縮小を招く恐れがあると述べたことが響いた。

米投資家ウォーレン・バフェット氏が出資する中国の電気自動車 メーカー、比亜迪(BYD、1211 HK)は6%の大幅安。チャーダ ン・キャピタル・マーケットは電気自動車の市場拡大には何年もかか るとして、同銘柄の投資判断を売りとした。

一方、時価総額で世界最大の携帯電話会社、チャイナ・モバイル (中国移動、941 HK)は2.5%上昇。同社の第3世代(3G)携帯 電話サービスの加入者数が年末に、9月末に比べほぼ倍になるとの自 社見通しが材料視された。

ハンセン指数は前日比73.82ポイント(0.3%)安の

22840.33。取引時間中は0.8%高となる場面もあった。ハンセン中 国企業株(H株)指数は前日比0.3%安の13688.01。

【中国株式市況】

中国株式市場では、上海総合指数が上昇、終値ベースで約3カ月 ぶり高値を付けた。大雪の影響で電力需要が押し上げられ、エネルギ ーと公益株が上げを主導した。一方、不動産株は下げた。

石炭最大手の中国神華能源(601088 CH)は1.5%高。上海市 に電力を供給する上海電力(600021 CH)は6.7%上昇。国内の一 部地域が100年ぶりの大雪に見舞われていることが背景にある。

不動産大手の保利房地産集団(600048 CH)と金地集団 (600383CH)はともに1%余り下げた。深セン市が固定資産税を導 入すると、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の樊綱氏が述べ たことが嫌気された。

山西証券のアナリスト、梁玉梅氏は電話インタビューで、「エネ ルギー会社は寒冷な天候による電力需要増加の恩恵を受けている」と 語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は前日比20.34ポイント(0.6%)高の

3303.23と、4営業日続伸し、8月6日以来の高値水準で終了した。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のセンセックス30種株価指数が4営業 日ぶりに反落。銀行株が安い。

インド2位の銀行、ICICI銀行は1.6%下げた。英銀HSB Cホールディングスのスティーブン・グリーン会長が、銀行に義務付 けられる自己資本比率が引き上げられれば世界的に与信が縮小する恐 れがあると指摘したことが影響した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス指数は、前日比51.87ポイ ント(0.3%)安の16998.78で終了。前日までの3営業日で

2.1%上げていた。

ICICI銀(ICICIBC IN)の終値は905.50ルピー。国内最 大の銀行、インドステイト銀行(SBIN IN)は1%安の2327.80ル ピーで引けた。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比9.6ポイント(0.2%)高の4739.0。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比17.99ポイント(1.1%)高の

1603.97。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比33.48ポイント(0.4%)高の7766.69。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比19.91ポイント(0.7%)安の2745.04。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比4.85ポイン ト(0.4%)安の1275.10。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比0.71ポイント(0.1%)高の707.26。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比10.44ポイント(0.4%)高の

2484.23。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比20.52ポイント(0.7%)高の

3052.61。

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