短期市場:翌日物0.10%付近か、積み上げ需要もレポは低位安定

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%付近での推移が見込まれる。準備預金の積み上げ期間の序 盤で国内銀行の調達需要は底堅いものの、レポ(現金担保付債券貸借) 金利が低位安定しており、資金を取り急ぐ要因は見当たらない。

18日の翌日物の加重平均金利は0.1ベーシスポイント(bp)低下の

0.107%だった。地方銀行の調達で0.105%から取引が始まり、大手銀行 や信託銀行の調達も含めて0.10-0.105%で推移した。19日受け渡しの 翌日物は0.11-0.12%程度で取引された。

今週は11月分の積み期間(11月16日-12月15日)が始まり、必 要積立額の大きい大手行を中心に潜在的な調達需要はおう盛とみられ、 翌日物金利は0.10%から下がりづらい展開が続いている。

一方、レポは0.13%付近で安定しており、日銀の金融調節に対する 安心感を指摘する声もある。前日の市場では、国債買い現先オペのスポ ットネクスト物とターム物、本店共通担保オペの期日12月1日物や12 月7日物は、いずれも0.13%程度で落札された。銀行の資金余剰も反 映し、19日受渡しのレポは0.11%まで下がった。

国庫短期証券(TB)入札ラッシュの3日目となる2カ月物70回 債(償還2010年1月25日)は、前日の3カ月物に引き続き順調な結果 が予想されている。レポが低位安定している上、余剰資金を抱えた銀行 の需要が期待されるためだ。最高落札利回りは前回9月14日の入札の

0.1476%に比べて、0.15%台前半が見込まれている。

準備預金は8.7兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は前日と横ばいの11兆5000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は1000億円減の8兆7000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想 では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆9400億円、積み終 了先は3兆1600億円となっている。

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