中国人民銀の樊氏:中国は資産バブルのリスクに直面

中国人民銀行(中央銀行)貨幣 政策委員会の樊綱氏は18日、中国が不動産と商品市場のバブルに直 面している新興市場国の1つだとの認識を明らかにした。アジアでは、 複数の当局者が資産価格の上昇について懸念を表明している。

樊氏は香港での会議で、中国にとって「2けた」台の経済成長率 は良いことではないと指摘。来年の成長率については、8-9%に加 速する可能性があると予想した。

これまでにも、世界の主要中銀による流動性供給策がアジアに金 融危機の芽をもたらす可能性を示唆する声が出ている。中国政府は、 年初来で1兆3000億ドルに達した融資ブームを促進してきた。その 結果、同国の成長は加速し、中国株の指標である上海総合指数は81% 上昇している。

日本銀行の白川方明総裁は16日、新興国経済は「過熱し、金融 不安」を招く恐れがあるとの認識を示した。中国銀行業監督管理委員 会(銀監会)の劉明康主席は15日、米国の低金利とドル安が「世界 経済の回復に対する新たな真の克服できないリスク」をもたらしてい ると指摘した。

世界銀行のゼーリック総裁は先週、ブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、「東アジアの回復ペースを考えれば、若干の資産 バブルが見え始めている可能性がある」と語った。さらに、利上げの ほか、融資を抑制する別の措置の検討が「必要」になるだろうと付け 加えた。

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