米FDICの不動産売却、94年以来の高水準-金融機関破たんの急増で

米連邦預金保険公社(FDI C)による今年の不動産売却額は、すでに1994年以降で最高水準 に達している。破たんした金融機関が保有していた不動産をFDI Cが引き継いでいることが背景にある。

FDICのデータによると、建物や土地の売却で2009年1- 9月に7億2700万ドル(約650億円)を回収した。1994年通年 の回収額は11億6000万ドルだった。FDICのウェブサイトでは、 1706件が売却済みとなっており、これは2045件を売却した1996 年以来最多。

2007年以降、148の金融機関が破たんし、住宅購入者や不動 産投資家には、オフィスビルや宅地開発前の土地、そしてガソリン スタンドまで、FDICから購入するチャンスが巡ってきている。 FDICは閉鎖された銀行が抱えていた数億ドルもの貸付債権も保 有している可能性がある。

スターウッド・プロパティ・トラストのバリー・スターンリヒ ト会長兼最高経営責任者(CEO)は16日の電話会議で、「FDI Cは人手がやや不足しており、週末に銀行を1-5行閉鎖しようと 忙殺されているようだ」と語った。

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