ドナルド・トランプ氏:自身が創業したカジノ会社の経営権取得断念

米不動産王ドナルド・トランプ氏 は、自身が創業し、経営破たんしたカジノ会社、トランプ・エンター テインメント・リゾーツの経営権取得を断念した。同氏は娘のイワン カ・トランプ氏とともに経営権の再取得を試みていた。

電子メールで17日送付された文書によれば、ドナルド・トランプ 氏は12億5000万ドル(約1120億円)の同社優先債(表面利率8.5%、 2015年償還)を保有する債権者61%と再建計画について合意した。最 終的に承認されれば、同氏はトランプ・エンターテインメントの普通 株と新株引受権を10%相当を取得する。トランプ一家は、臨時債権者 委員会を相手取って起こしていた訴訟をすべて取り下げた。

ドナルド・トランプ氏とイワンカ・トランプ氏は、同社が今年2 月17日に米連邦破産法に基づく会社更生手続きの適用をニュージャ ージー州の破産裁判所に申請する前に同社の取締役を辞任した。ドナ ルド・トランプ氏はかつて同社の株式を29%保有していた。

トランプ氏と債券保有者グループは、同社が再建に成功し、破産 法適用から脱却した場合に備え、経営権の取得をめぐり争っていた。 債券保有者は、自らが有利なるよう破たん手続きを操作したとしてト ランプ氏と同社の経営陣を非難していた。

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