米MBA住宅ローン申請・購入指数、4.7%低下-12年ぶり低水準

全米抵当貸付銀行協会(MBA) が18日発表した13日終了週の住宅ローン申請指数(季節調整済み) は、構成項目の一つである購入指数が過去12年で最低の水準に落ち込 んだ。失業率が26年ぶりの高水準となる中で、住宅市場が直面する困 難な情勢が浮き彫りとなった。

MBAによれば、購入指数は前週比4.7%低下の210.6と、1997 年11月以来の低い水準となった。購入指数などで構成する住宅ローン 申請指数は611.7と、前週の627.5から2.5%低下した。

オバマ米大統領は今月、初めての住宅購入者を対象とする税額控 除を来年4月末まで延長する法案に署名した。また、米連邦準備制度 理事会(FRB)による住宅ローン担保証券(MBS)などの買い入 れも来年3月末まで継続されることとなった。いずれも失業増加で冷 え込む恐れのある需要を刺激する狙いがある。

FTNファイナンシャルの主任エコノミスト、クリストファー・ ロー氏(ニューヨーク在勤)は統計発表前の段階で、「FRBと政府 のプログラムが延長された以上、今後は状況の改善が見込まれる」と 述べ、「向こう数週間以内に改善が見られなければ、何らかの問題が あることを意味する」と指摘した。

13日終了週の借り換え指数は2955.4と、前週の2998.2から1.4% 低下。住宅ローン申請件数全体に占める借り換え件数の割合は72.9% (前週は71.5%)と、今年5月以降で最も大きくなった。

住宅ローン申請件数は、金利低下にもかかわらず減少した。住宅 ローン金利は、30年物固定金利型が平均4.83%と前週の4.90%を下 回った。今年3月末には90年の統計開始以来の最低水準(4.61%)を 記録していた。

15年物固定金利型も4.32%と前週の4.33%から低下。変動金利 型の1年物も6.82%に低下した。

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