金相場:現物、先物ともに最高値更新、中銀の購入増加-投資家追随か

金相場は18日、現物、先物と もに今週に入って2回目の過去最高値更新となった。各国・地域の中 央銀行が金の保有量を増やしており、投資家もこの動きに追随すると の観測が広がっている。

金利が過去最低水準となっていることに加え、政府支出の拡大で ドル相場が下落しインフレリスクが高まるなか、金相場は年初来で 29%上昇し、年間ベースで9年続伸となりそうだ。国際通貨基金 (IMF)は今週、モーリシャスの中央銀行に金2トンを7170万ド ル(約64億円)で売却したと発表。それ以前にインドも金200トン を67億ドルで購入している。

クレディ・スイス・グループ(シンガポール)のアナリスト、ス テファン・グレーバー氏は「市場心理は引き続き非常に強気だ」と指 摘。「中央銀行による金の購入の動きは拡大する可能性が高い。金相 場は年末にかけて上昇を続けそうだ」との見方を示した。

金現物相場は一時、最高値の1144.42ドルに達し、シンガポー ル時間午前8時49分(日本時間同9時49分)現在、1141.10ドル で取引されている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COME X部門の金先物相場12月限も一時、最高値の1144.70ドルに達した 後、1140.90ドルで推移している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE