川重株が反発、米ボーイング「787」用胴体の生産体制強化と報道

川崎重工業株が一時前日比3.4% 高の211円と5営業日ぶりに反発。米ボーイングの次世代旅客機 「787」に使う胴体の増産を目的に工場用地を確保したと一部報道で伝 えられ、生産体制の強化による業績寄与が期待された。

18日付の日刊工業新聞は、川重が「787」の胴体の増産に向けて、 名古屋第一工場(愛知県弥富市)の隣接地に工場用地を確保したと報じ た。敷地面積は約4万5000平方メートルで、これにより「787」関連工 場の面積は約2割拡大するという。

カブドットコム証券・営業本部投資情報室の河合達憲マーケットス トラテジストは、「納入が遅れている次世代旅客機が今後量産時期に入 った場合、生産体制を強化した川重が受注を獲得しやすくなる」と評価 する。

ブルームバーグデータに登録されたアナリスト12人の連結営業利 益の予想平均値は今期(10年3月期)が15億円、来期(11年3月期) が267億円。河合氏は「年明け以降は来期の利益拡大が認識され、株価 は上昇に向かうだろう」と予想する。

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