世界の産金業界:金ヘッジ契約解消進む、約1年で最大の減少-VM

英調査会社VMグループによる と、金の将来の生産分について販売契約を結ぶヘッジ取引が7-9月 (第3四半期)に過去1年余りで最大の落ち込みを示した。

VMグループの17日のリポートによると、世界のヘッジ取引量 は前四半期比330万オンス減の1150万オンスと、四半期ベースでは 昨年4-6月(第2四半期)以降で最大の落ち込みとなった。VMグ ループによると、ヘッジ取引量は年末までに1000万オンスを下回る 可能性がある。

産金各社は、資金確保のため固定価格で将来の生産分を売却する 場合がある。買い戻しによりヘッジ契約を減らし、需要に対応するこ とができる。VMによると、産金最大手、カナダのバリック・ゴール ドは、7-9月に250万オンス分のヘッジ契約を解消し、10月にも 100万オンス分を解消した。

VMのアナリスト、マシュー・ターナー氏はリポートで「金価格 の高騰で産金各社は競ってリスクの範囲を広げようとしているため、 ヘッジ契約の解消は引き続き驚くほど増加している」と指摘した。

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