GM債の投資判断を「買い」に引き上げ、業績発表受け-JPモルガン

米JPモルガン・チェースは、 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の社債の投資判断を「買 い」とし、従来の「ホールド」から引き上げた。「予想を上回る業績」 を理由に挙げている。

JPモルガンのアナリスト、エリック・セレ氏(ニューヨーク 在勤)とアティバ・エドワーズ氏(同)は16日付のリポートで、「G Mの社債には自動車分野で最も大きい上昇余地があるとわれわれは 考えている」と指摘。GM債は「われわれの評価に比べて、なお過 小評価されている」との見方を示した。

GMは、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを7月に完 了後では初めての業績発表を16日に行った。それによると、2009 年7-9月(第3四半期)の営業キャッシュフロー(現金収支)は 33億ドルの黒字、9月末時点の手元資金が426億ドルとなった。

JPモルガンのアナリストらは、「この手元資金の額は、290 億ドルというわれわれの予想を上回った。主として、当初の現金残 高や利益、運転資金が予想を超えていたためだ」と説明した。

債券価格情報サービスのトレースによれば、ニューヨーク時間 午後1時13分(日本時間18日午前3時13分)現在、将来株式に 転換される予定のGMの30億ドル(約2680億円)規模の上位無担 保債(表面利率8.375%、2033年償還)の価格は、額面1ドルに 対し3.2セント(16%)上昇の23セント。16日は同2.3セント (13%)高の19.8セント。5月には4.76セントの安値を付けて いた。

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