東建物株が急落し4月来安値、公募増資で株数最大36%増に

マンション販売と賃貸ビルを主力 とする東京建物の株価が急落。公募増資による資金調達を17日発表、 発行済み株式数が最大で36%増える見通しとなった。1株価値の希薄 化や株式需給の悪化が警戒され、一時前日比20%安の308円と4月8 日以来、およそ7カ月ぶりの安値水準に沈んだ。

東建物は17日開催の取締役会で、1億375万株の公募増資と最大 1125万株のオーバーアロットメントによる株式売り出しの実施を決 めた。新規に発行する株数は最大1億1500万株と、現時点の発行済み 株式数3億1806万株の36%に相当。調達金額は最大456億円で、賃 貸・不動産証券化事業での開発投資資金などに充てる方針だ。

エクイティファイナンス(新株発行による資金調達)発表を受け、 JPモルガン証券では株価の上昇を当面期待できないと判断し、17日 付で投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げ、株数 増加の影響を考慮して目標株価も700円から500円に下げた。

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