メキシコは格下げの可能性、財政赤字めぐる懸念で-JPモルガン

米JPモルガン・チェースによ ると、格付け会社フィッチ・レーティングスが17日中にもメキシコの 信用格付けを引き下げる可能性がある。メキシコ議会が、20年ぶりの 大幅な財政赤字を想定した2010年度予算を承認したことが背景にあ る。

石油収入の減少でメキシコの財政赤字が膨らむとの懸念が高まる 中、フィッチと米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はとも に同国の格付けを投資適格級で3番目に低い「BBB+」に設定し、 アウトルック(格付け見通し)も将来的な格下げの可能性を示唆する 「ネガティブ(弱含み)」としている。両社とも格付け見直しに先立 ち、予算の議会通過を見極めるとしていた。JPモルガンによると、 S&Pはメキシコの格下げを見送る見通し。

JPモルガンのチーフエコノミスト、ガブリエル・カシジャス氏 はメキシコ市から電話インタビューに応じ、「フィッチはメキシコと 類似する他の国との比較により重点を置いているため、メキシコを格 下げするかもしれない」と指摘。「S&Pは、メキシコの改革が経済 成長を後押しする可能性を楽観的に考えているようだ」と語った。

フィッチのアナリスト、シェリー・シェティー氏にコメントを求 めて電話取材を試みたが、回答は得られていない。

-- With assistance from Thomas Black in Monterrey. Editors: David Papadopoulos, Allen Wan

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Carlos M. Rodriguez in Mexico City at +52-55-5242-9252 or carlosmr@bloomberg.net; Adriana Lopez Caraveo in Mexico City at adrianalopez@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos at +1-212-617-5105 or Papadopoulos@bloomberg.net

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