米ResCap債保証料、上昇-GMACトップ交代で破たん懸念浮上

17日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米自動車・住宅金融会社GMACの住 宅金融子会社レジデンシャル・キャピタル(ResCap)の社債保 証コストが過去3カ月余りで最高となった。GMACのトップ交代で、 同社がResCapを破たんさせるとの観測が高まった。

CMAデータビジョンによれば、ResCapの社債保証料の前 払い部分は4.5ポイント上昇し40.5%と、7月29日以来で最高。こ れはトレーダーが同社のデフォルト(債務不履行)の確率を70%織り 込んでいることを示唆する。

GMACのアルバロ・デモリナ最高経営責任者(CEO)の後任 に就任したマイケル・カーペンター新CEOは16日のインタビュー で、ResCapに関する「解決策を見つける」必要があると述べた。 クレジットサイツの調べでは、ResCapは2007年以来、108億ド ル(約9600億円)の損失を出している。

クレジットサイツのアナリスト、アダム・スティア氏は17日、取 材に応じ、「トップ交代で、GMACの進む方向性に若干の不透明感が 生じている」と指摘。「ResCapにとってそれが最終的に何を意味 するかははっきりしないが、われわれの見解では同社が存続する経済 的理由はもはや存在しない」との見方を示した。

GMACの広報担当者、ジナ・プロイア氏からのコメントは今の ところ得られていない。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シ リーズ13)のスプレッドはニューヨーク時間午後1時35分(日本時 間18日午前3時35分)現在、1ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の100bp。

JPモルガンによると、ロンドン市場で投資適格級の欧州企業 125社で構成するマークイットiTraxx欧州指数は0.625bp上 げて82.625bp。

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