米オバマ政権、金融犯罪阻止に向けた作業部会設置-当局間で協力拡大

オバマ政権は17日、リセッシ ョン(景気後退)が経済犯罪の増加を招いた状況を踏まえ、金融犯罪 阻止に向けて政府内に横断的な作業部会を設置すると発表した。

オバマ大統領はこの日、連邦政府機関や州・自治体当局の間で犯 罪の調査・訴追に関する協力拡大を目指す作業部会を設置する大統領 令に署名した。

米司法省がワシントンでの記者会見で説明したところでは、今回 の計画は2002年にブッシュ前政権下で設置された企業詐欺に関する 作業部会に代わるもの。同省は、米景気の低迷をきっかけに住宅ロー ン詐欺やホワイトカラーの犯罪、ヘルスケア詐欺が増えたと説明した。

ホルダー司法長官は「企業や金融の不正行為に対する調査でわれ われは容赦しない」と強調した。同長官によると、作業部会は住宅ロ ーン詐欺、証券詐欺、政府の景気対策で供与された支援金をめぐる詐 欺などを追跡する。

司法省が主導するこの作業部会には、米証券取引委員会(SE C)や司法省、住宅都市開発省などの代表者らが参加する。

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