欧州債:独10年債上昇、回復足踏み懸念に伴う株安で-利回り3.28%

欧州債市場ではドイツ10年債 相場が上昇。世界的な景気回復が足踏みするとの懸念から株式相場が 下落し、安全資産としての国債需要が高まった。

独10年債利回りは1週間ぶり低水準となった。バーナンキ米連邦 準備制度理事会(FRB)議長は16日、銀行融資の縮小と低迷する労 働市場という経済の「向かい風」が、米国の景気回復ペースを抑制す るとともに、長期にわたり記録的低水準にある金利を正当化する可能 性があると発言した。アイルランド政府は17日、今年最後の国債入札 を実施し、2014年償還と19年償還の国債を計10億ユーロ売却した。

カリヨンの債券ストラテジスト、オーランド・グリーン氏(ロン ドン在勤)は「現時点では、国債相場を圧迫するする要素はあまりな い。供給面では一連の長期債入札が終わりつつあり、消化不良の懸念 が和らいだ」と語った。

ロンドン時間午後4時50分現在、10年債利回りは前日比4ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.28%と、10日以来 の低水準を付けた。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還)価 格は0.35ポイント上げ99.75となった。

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