鳩山首相:マニフェストの政策も聖域なき見直しの対象(Update1)

鳩山由紀夫首相は17日夕、 2010年度予算編成に関して、民主党のマニフェスト(政権公 約)に盛り込んだ政策についても聖域なき見直しをすることがあり 得るとの考えを明らかにした。マニフェストの工程表で示した10 年度の所要額7.1兆円が本当に必要かどうか行政刷新会議で チェックしてもらってもいい、とも述べた。首相官邸で記者団に語 った。

首相は「マニフェストであっても、1つ1つの政策に関しては聖 域なき対象に入るといえば、入るものもあるかもしれない。聖域な き見直しを行うということはあり得る話かなと思っている」と言明。 その理由として、「われわれが政権を取る前に、ある意味でざっく りとした形で一応の計算の中で決めた額が全額本当に必要なの かどうか、という発想はあってしかるべきかもしれない」と語った。

所要額についても「7.1兆円かからないで、われわれが期待 しているようなマニフェストの仕事ができればいいのではないか。 それだけの額が本当に必要かというチェックというものはやはり、 事業仕分けの中でやってもらってもかまわないと思う」と圧縮でき るかどうか検討する考えも示した。

ただ、「国民の皆さんの期待感を裏切らないことが大事だと思 う。特に国民の皆さんからこれは絶対やってくれよ、ということに 関してはそれなりに予算をしっかりとつける必要がある」とも述 べ、国民の間で支持の高い政策については十分な予算を配分 する意向も強調した。

一方、行政刷新会議による「事業仕分け」で科学技術関連予 算も見直しの対象となっていることに関しては、「科学技術はそう 簡単にすぐに結論が出ないものもあるが、果たして本当に役に立 っているかという思いもあるかもしれない。両方を最終的には慎 重に判断しながら決していく必要がある」と述べた。

Editor: Hitoshi Sugimoto, Tetsuki Murotani 参考画面: 記事についての記者への問い合わせ先: 東京 広川高史 +81-3-3201-8641 thirokawa@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 okubo1@bloomberg.net 東京 Bill Austin +81-3-3201-8952 billaustin@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE