英ハインドのヘッジファンド:株式から金に移行で収益率44%上昇

英ハインド・キャピタルが運営す るヘッジファンドの年初来のリターン(投資収益率)が44%上昇した。 大手鉱山会社の株式を売却し金を購入したことが収益につながった。

ハインド・キャピタルの共同創業者、ベン・デービース氏による と、同社が運営する「ハインド・ゴールド・ファンド」は従来、株式 と金に同じ比重を置いていたが、2008年10月に方針を転換した。同 氏はファンドがどの株式を売却したかについてはコメントを控えた。

金相場は今年、9年連続で上昇する可能性があり、そうなれば少 なくとも1948年以降で最長の上昇相場となる。ドル相場の軟化により 価値の保存を目指す投資需要が拡大するなか、金相場は年初来で29% 上昇し16日には過去最高値に達した。

デービース氏はロンドンからの電話インタビューで「2001年と02 年同様に金は割安になっている。現在はインフレの初期段階にある」 との見方を示した。同氏によると、株式から金への投資の移行により ファンドは昨年の運用成績をマイナス18%に抑えることができた。同 ファンドの持ち高のうち今年は金が少なくとも75%を、小規模鉱山会 社の株式が15%を占める見通し。

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