米大統領:中国の市場ベースの為替制度移行努力を歓迎

オバマ米大統領は17日、中国 の胡錦濤国家主席との首脳会談で、より市場メカニズムに基づいた為 替相場への移行を継続する必要性を強調した。

オバマ大統領は会談後の胡主席との共同記者会見で、「より市 場ベースの為替レートに移行する中国の取り組みが過去の声明で示さ れたことをうれしく思う」と述べた。同大統領は「経済原理に基づく そうした動きは、世界的な経済不均衡を解消する上で大きな貢献とな る」と強調したという。

胡主席は会見で、為替問題には触れなかった。同問題をめぐり、 米国内では中国製品の輸入規制を求める声が強まっている。

米国は過小評価された人民元が両国の貿易不均衡の一因とみて いる。人民元の上昇抑制を狙ったドル買いで、中国の外貨準備は今年 7-9月(第3四半期)に2兆3000億ドルに達した。

オバマ大統領はまた、世界的なリセッション(景気後退)との 闘いで中国との互恵関係は不可欠だと語り、回復を持続させるための 次のステップについて協議したことを明らかにした。

胡主席は双方が「保護主義に反対する」必要があると語った。 オバマ大統領は、両国が「開かれた市場を維持することで合意した」 ほか、中国が内需を拡大することを含め、両国が貿易不均衡に対応す ることでも合意したと述べた。

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