バングラデシュ株価指数が最高値-テレノール子会社が上場初日に急騰

ノルウェーの電話会社テレノー ル傘下のバングラデシュ同業グラミーンフォンが16日、ダッカ証券 取引所に上場し、株価が新規株式公開(IPO)価格のほぼ3倍に上 昇した。これを受け、ダッカ証券取引所指数は過去最高値を付けた。

グラミーンフォン株のIPO価格は70タカ。この日は一時、195 タカまで上昇した。同証取のウエブサイトによると、740万株余りが 売買され、ダッカ証券取引所株価指数を1986年の導入以来の最高値 に押し上げた。

北欧最大の電話会社テレノールは、北欧市場が飽和状態で固定回 線の利用が縮小しているため、事業の拡大を東欧やアジア地域に依存 してきた。同社は16日、グラミーンフォンの株式上場を受けて、同 社への出資比率が55.8%に低下したと発表。バングラデシュ最大の 電話会社である同社は先月実施したIPOで49億タカ(約63億円) を調達した。IPOは米シティグループが幹事を務めた。

PFIセキュリティーズのカジ・ファリッドウッディン・アーメ ッド最高経営責任者(CEO、ダッカ在勤)は電話インタビューで「グ ラミーンフォンの上場が株式相場の上昇をけん引した。今回の需要の 一部はグラミーンフォンに好意的な投資家の側面を反映している。I POで株式を取得できなかった人々が買っている一方、株式を割り当 てられた一部投資家が今日、株を売った」と説明した。

グラミーンフォンはIPOの書類で、2008年の同社売上高は614 億タカ、純利益は2.5%減の29億8000万タカだったと説明してい る。同資料によると、08年12月末時点の契約者数は2100万人、市 場シェアは47%だった。

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