加キャメコのCEO:鉱山資産買収やアジア顧客企業との合弁目指す

ウラン生産世界2位、カナダの キャメコのジェリー・グランデイ最高経営責任者(CEO)は、鉱山 資産の買収とアジアの顧客との合弁事業立ち上げを検討していること を明らかにした。同社は、2018年までに既存施設からのウラン年間 生産の倍増を目指している。

グランデイCEOは、ニューヨークでインタビューに答え、「既存 組織からも買収を通じても、成長を追求している」と語った。買収の 対象として関心を持っている企業には、オーストラリア同業のパラデ ィン・エナジーが含まれると指摘した。パラディンはアフリカの2鉱 山でウラン生産を展開。時価総額は30億8000万豪ドル(約2560億 円)で、買収金額としてキャメコが検討している範囲の上限に相当す ると同CEOは説明した。

アジアでは、中国とインドが原子力発電の規模を拡大しており、 今後ウランの安定供給が必要となってくる。グランデイCEOは「両 国は備蓄を希望しており、ウラン供給で極めて長期的な契約を結びた がっている」とし、「キャメコが有する埋蔵量を勘案すると、こうした 動きは当社の利害とまさに一致する」と述べた。

その上で、両国との交渉は探査や燃料加工などの分野で将来的に 合弁事業を立ち上げる可能性の模索につながっているが、近々の合意 はないと説明した。

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