アップルの「iPhone」、中国の多機能携帯販売で首位へ-ユニコム

中国2位の携帯電話サービス会社、 チャイナ・ユニコム(中国聯通)の常小兵会長は16日、米アップルの 携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」が、中国のスマートフ ォン(多機能携帯端末)販売で首位になるとの見通しを示し、価格が 高過ぎるとして懐疑的な見方をするアナリストらに反論した。

常会長は香港でインタビューに応じ、「アイフォーンの市場での順 位に非常に自信がある」とし、ユニコムが今週、アイフォーン向け販 促プログラムを開始したと明らかにした。

同社が先月、アイフォーンの販売を開始した最初の週の販売台数 はアナリスト予想を下回った。販売価格は最高で7999元(約10万4300 円)と、米国での価格299ドルに比べ高額。アイフォーンは世界最大 の携帯電話市場である中国で、フィンランドのノキアやカナダのリサ ーチ・イン・モーション(RIM)、世界最大の携帯電話会社チャイナ・ モバイル(中国移動)のソフトウエア「OPhone」を搭載した端 末との競争に直面している。

米調査会社IDCのアロイシウス・チョン氏(シンガポール在勤) は、「販売業者が販売権を持つ一部市場では、アイフォーンはすでに最 も売れているスマートフォンだ」と説明。「アイフォーンが大衆市場に アクセスしたいなら、ユニコムは値下げが必要だ」と指摘した。

チャイナ・ユニコムは、記憶容量が32ギガバイト(GB)の機種 「iPhone 3GS」を当初7999元で販売し、契約期間を通して その一部、または全額をユーザーに返金する仕組み。調査会社BDA チャイナによれば、米通信最大手AT&Tでの米国価格299ドルを大 幅に上回っており、中国の顧客が非公認業者から低価格で端末を入手 する可能性が生じるという。

これに対し常会長は、「グレーマーケットは大きな影響とならない だろう」とした上で、同社の中国での販売がそれを「確実に上回る」 と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE