オンキヨー株がストップ高、米インテルとAVC事業で開発提携の方針

音響機器を手掛けるオンキヨーの 株価が前日比50円(43%)高の165円とストップ高(値幅制限の上 限)。半導体最大手の米インテルとAVC(音響・映像・コンピュータ ー)事業で新製品の開発などについて提携する方針と16日に発表、収 益寄与を期待した買いが膨らんでいる。

今後はインテルの技術協力のもと、デジタルオーディオシステム、 家電製品プラットフォーム、モバイル・インターネット・デバイスを中 心に、高付加価値の新製品を開発し、AVC市場での地位強化を図る計 画。これら開発製品のマーケティング活動にも、インテルと共同して取 り組む予定という。

同社はまた、転換社債型新株予約権付社債(CB)と新株予約権を 発行し、概算で最大7億2000万円を調達する。いずれも米インテルの 100%子会社インテル・キャピタルに割り当てる。調達資金は新製品開 発や新市場開拓などに充てる。新株予約権の行使に伴う潜在的な株式希 薄化率は13%。

オンキヨー総務部の市川雅弘氏によると、新製品開発と新市場開拓 は2011年3月期から同社業績に寄与し始める見込み。資金調達による 事業拡大や企業価値の向上で、「将来的には有利子負債の圧縮や、前期 に大きく減少した自己資本の拡充も実現できると考えている」と、市川 氏は話していた。

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