Uアローズ株が大幅高、在庫効率改善進む-野村証「買い」

ユナイテッドアローズの株価が大 幅続伸。管理指標の活用で在庫効率の改善が進んでいる上、来春には生 産調達の仕組みも変更されることから、業績は2011年3月期から回復 局面に入るとの見方が出ている。野村証券は16日付で、投資判断を 「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げた。

株価は前日比7%高の868円まで上げ、10月26日(9.7%)以来 の上昇率を記録した。

野村証券の16日付リポートによると、同社は09年3月期にブラン ドごとに異なっていた管理指標を統一し、それを各人が確認・検証でき る仕組みを整えた。その結果、在庫管理意識が向上し、10年3月期上 期の単体の棚卸資産回転期間は、業績が大きく悪化した08年3月期上 期と比べ1.1カ月改善したという。

想定以上に販売が好調に推移し、販売管理費も大きく抑制されてい ることから、野村証券は10年3月期の業績予想を上方修正。連結営業 利益予想は前期比6.5%増の46億円(従来予想41億円)と、会社側予 想44億7800万円を2.7%上回る。

鎌田佳美アナリストは「来春にはブランドごとに異なっていた取引 先への対応を集約化し、原価低減も図る」と指摘し、粗利益率改善の基 盤が整い、「10年3月期で粗利益率が上昇に転じ、11年3月期より業 績回復局面に入る」と予想する。野村証は11年3月期の連結営業利益 を52億円と、今期野村予想比13%増を見込んでいる。

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