フォード株が2年ぶり高値、業績好調で-ソロス氏にも恩恵

16日のニューヨーク株式市場では、 米フォード・モーターの株価が過去2年余りで最も高い水準で引けた。 同社は、2009年7-9月(第3四半期)の純損益が市場予想に反して 9億9700万ドルの黒字となったことを2週間前に発表。資産家ジョー ジ・ソロス氏など同社株の保有者は恩恵を受けている。

この日のフォード株の終値は、前週末比30セント(3.6%)高の

8.71ドルと、終値ベースで07年11月2日(8.95ドル)以来の高値と なった。10月1日からは25%、年初からは3倍余り上昇している。

ソロス氏が運営するソロス・ファンド・マネジメントがこの日当 局に提出した資料によれば、同社は9月30日現在、フォード株を734 万株保有している。ブルームバーグのデータによると、取得価格は1 株当たり平均7.21ドルのため、16日の株価で計算すれば1100万ドル (約9億8000万円)の利益が実現する形となる。同社はまた、フォー ドの発行済み普通株式の0.2%を保有する38位の株主となっている。

市場調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツの自動車アナリ スト、ジェフ・シャスター氏は、「フォードには今、一定の恩恵を与え るだけの勢いがある。その勢いは短命に終わらず、増大しているよう だ」と話している。

フォードは今月2日、第3四半期の税引き前損益が11億ドルの黒 字だったと発表。アナリストらの赤字予想を上回った。

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