シンガポールのテマセク:30年債を起債-米国債とのスプレッド縮小

シンガポールの政府系投資会社テ マセク・ホールディングスが起債した30年物ドル建て社債と米国債の 利回り格差(スプレッド)は、アジアのソブリン債に対する投資家需 要を背景に縮小している。テマセクの起債はこの2カ月で2回目。

テマセクがシンガポール取引所へ17日提出した文書によると、同 社は30年物社債(表面利率5.375%、2039年償還)を5億ドル(約 445億円)起債した。30年物の米国債利回りを115ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上回る水準。ドイツ銀行によれば、同ス プレッドはシンガポール時間17日午前10時5分(日本時間同11時5 分)現在、110bpに縮小している。

DBSアセット・マネジメントで約200億ドルの運用に携わるデ スモンド・スン氏(シンガポール在勤)は電話インタビューで、「テ マセク債に対する投資家の需要は強くないが、市場の動きに沿ってか なり堅調に推移している」と語った。

テマセクは先月20日、10年物ドル建て社債を15億ドル起債。同 社の社債発行は4年ぶりで、利回りは米国債を95bp上回る水準だっ た。オランダのラボバンクによれば、直近の取引ではスプレッドが76 bpとなっている。

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