IATA事務局長:業績不振の航空業界、国境を越えた合併不可欠

国際航空運送協会(IATA) は16日、赤字に苦しむ世界の航空業界は国境を越えた合併を一段と 進める必要があるとの認識を示した。

IATAのビジニャーニ事務局長は、モントリオールからの記者 団との電話会議で「航空会社は国境を越えた合併が認められておらず、 その結果が現在の業界不振だ」と指摘。「合併は不可欠だ」と語った。

IATAは、各国政府が航空会社の所有に関する規制を緩和する ことに加え、海外資本の容認や発着規制の撤廃を求めている。また、 国営航空会社の運賃決定で企業の裁量拡大を要求しており、航空規制 は業界と経済の変化に対応していないと指摘した。

ビジニャーニ事務局長は「航空業界は完全に時代遅れのシステム に管理されている」とした上で、「こうした規制は他業界では見当た らない。航空各社は世界の統合を容易にしたにもかかわらず、国境を 越えて成長できない」とも述べた。

IATAは、世界の航空業界が2009年に計110億ドル(約 9800億円)の赤字を計上するとみている。

-- Editors: David Risser, Kenneth Wong

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Steve Rothwell in London at +44-20-7673-2365 or srothwell@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Kenneth Wong at +49-30-70010-6215 or kwong11@bloomberg.net

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