【個別銘柄】東建物など不動産、武富士、銀行、日航、半導体、健康

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材料銘柄の値動きは以下の通り。

東京建物(8804):終値は前日比17%安の323円と急落。公募増 資による資金調達を17日発表し、発行済み株式数が最大で36%増え る見通しとなった。1株価値の希薄化や株式需給悪化を警戒した大量 の売りが出ている。連想から不動産株が軒並み下落し、東証不動産指 数は33業種中の値下がり率1位。

武富士(8564):18%安の365円と制限値幅いっぱいのストップ安。 米格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)は17日、同社の発 行体格付けを4段階引き下げて「CC」に、債券格付けを「CCC」 に2段階引き下げたと発表。武富士が16日に発表した転換社債型新株 予約権付社債(CB)を対象とする債務交換が成立した時点でデフォ ルトとみなすという。その他金融株全般に売り圧力が強まり、東証1 部33業種の下落率2位。

大手銀行:みずほフィナンシャルグループ(8411)が2.4%安の 166円など大手銀行株が総じて下落。みずほFGは一時4.7%安の162 円と、年初来安値を更新した。きょう決算発表を控える三菱UFJフ ィナンシャル・グループ(8306)は0.6%安の484円。大型増資への 警戒が続いている。

日本航空(9205):3.9%安の98円と初の100円割れ。前原誠司国 土交通相が18日、衆院国土交通委員会で、日航について「法的整理を しないとは言ってない。破たんさせないと言った」と述べたと、ロイ ター通信が報道。経営再建への不透明感が広がった。

半導体関連株:NECエレクトロニクス(6723)が2.4%高の550 円、エルピーダメモリ(6665)が2.7%高の1160円、東京エレクトロ ン(8035)が2.9%高の4990円。国内外の半導体メーカー65社で構成 する世界半導体統計(WSTS)は17日、2010年の世界半導体市場 規模が2469億2400万ドル(約22兆円)と、前年比12.2%増加する との秋季予測を発表した。6月の春季予測での7.3%増に対し、パソ コン需要の回復などを織り込んで上方修正した。

丸一鋼管(5463):3.5%高の1613円。野村証券は17日、投資判 断を「2(中立)」から「1(買い)」、目標株価を2050円から2250 円に引き上げた。

ヤオコー(8279):2.2%高の2810円。みずほ証券は17日、投資 判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。

マツモトキヨシホールディングス(3088):1.7%高の2150 円。 みずほ証券は17日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」、 目標株価を2100円から2250円に引き上げた。

IHI(7013):3.8%安の154円。メリルリンチ日本証券は17 日付で、投資判断を「買い」から「中立」、目標株価を200円から170 円に引き下げた。

ソネット・エムスリー(2413):3.4%安の27万6900円。4%安 の27万5200円まで下げ、4月以来の安値を更新した。医療従事者向 けの人材紹介で実績を持つエス・エム・エス(SMS)と共同で、医 師・薬剤師の求人広告・人材紹介会社を設立することを決めたが、収 益に貢献するのは先で買い材料視されなかった。

健康ホールディングス(2928):2000円(20%)高の1万2000円 となり、ストップ高は3営業日連続。家庭用超音波美顔器「エステナ ード」の販売好調を受け、13日付で10年3月期の業績予想を増額修 正したことが評価された。17日には東京都内で日本証券アナリスト協 会主催の説明会が開かれており、同社に対する注目度が高まった。

住友重機械工業(6302):1.5%高の415円。メリルリンチ日本証 券は17日、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」、目標株 価を340円から590円に引き上げた。

高島屋(8233):0.7%高の568円。みずほ証券は17日、投資判断 を「中立」から「アウトパフォーム」、目標株価を670円から700円に 引き上げた。

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