欧州株:ほぼ変わらず、中国の融資引き締めを嫌気

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欧州株式相場はほぼ変わらず。 米失業保険申請件数の減少トレンドが明確になってきた一方で、中 国の融資引き締めが弱材料になった。

ドイツの小売り最大手メトロは7カ月ぶりの大幅安。独小売売 上高が予想外に減少したことが嫌気された。ソフトウエアメーカー の英オートノミーと独SAPはいずれも高い。シティグループが世 界的なテクノロジー銘柄の買いを推奨したことを好感した。

欧州の自動車部品メーカー2位の独コンチネンタルは急伸。同 社は債務の借り換えに向けた11億ユーロ相当の新株発行を明らか にした。ダウ欧州600指数は前日比ほぼ変わらずの258.04で引 けた。

ロベコ・アセット・マネジメント(パリ)の投資部門ディレク ター、イブ・マイヨ氏は中国の措置について、「株式相場にとって はさらなる脅威だ」と指摘。「経済は最悪のシナリオを回避したが、 状況は依然としてぜい弱だ」と述べた。

7日の西欧市場では、18カ国のうち9カ国の主要株価指数が 上昇。ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.1%安、ダウ・欧州50 種指数はほぼ変わらず。

メトロが高い

メトロは4%安と、昨年6月以来の大幅下落。11月の独小売 売上高は予想外に減少。エネルギーコストの上昇や失業への懸念が、 消費者信頼感指数の低迷につながっている。

オートノミーは2.1%高。SAPは2.7%値上がりした。ロバ ート・バックランド氏を含むシティグループのストラテジストは6 日付調査リポートで、テクノロジー株を「オーバーウエート」に引 き上げた。

コンチネンタルは13%高の46ユーロと、昨年8月以来の高値。 同社は、ドイツ銀行やゴールドマン・サックス・グループ、JPモ ルガン・チェース率いる銀行団が、コンチネンタルによる新株3100 万株の1株当たり35ユーロでの発行を引き受けることに合意した と発表した。

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